水分と食べ物
日頃の生活習慣を変えることで便秘を解消できる可能性があることは先程お話しました。
その他にも日頃から便秘を予防するために大切なことがあります。
まずは水分です。
水分が足らないと便が固くなってしまいなかなか排泄できなくなります。
意識して水などを飲むようにしましょう。
水分を十分に摂っていればそれだけで便が排泄できたり、便秘の症状が改善できたりすることがあります。
特に朝起きてすぐに冷たい水や牛乳などを飲むと、腸を活性化させて便意を催しやすくなります。
こちらも朝起きて水を飲むことを生活のサイクルに加えるといいでしょう。
次は食べ物です。
便秘には食物繊維がいいとよく言われます。
食物繊維には柔らかくて大きな便にしてくれる作用があります。
適度な柔らかさ大きさが排泄を楽にしてくれるので、便秘になりにくいというわけです。
食物繊維は野菜や果物、穀物類に多く含まれています。
特に色の濃い野菜や葉類に多く含まれています。
例えばほうれん草、モロヘイヤ、ニンジン、かぼちゃ、キャベツなどです。
果物ならば、オレンジ、りんご、桃などです。
穀物類とは豆類やパンなどです。
また脂肪の摂取も有効な便秘解消手段です。
これはダイエットなどにより食事制限をしている人にのみ有効な手段です。
脂肪には腸管を滑らかにできる作用があります。
脂肪を摂取すれば便の通りが滑らかになるのです。
ただ過剰な摂取は生活習慣病などの病気になる恐れがあるのでほどほどの摂取が望ましいです。