男性と女性
性別で見ると男性と女性、圧倒的に女性の方が便秘症の人が多くいます。
また年齢で見ると便秘は加齢によっても増えるので高齢者に多く見られます。
これらのことには全て科学的根拠が存在します。
女性に便秘が多いのは、女性の体の構造にその要因があるそうです。
また社会的立場や生活習慣なども関係していると言われています。
便を排泄するには、腹筋の力が必要となります。
その点において男性の方が女性よりも優れているので腹筋があまりない女性の方に便秘が多いようです。
逆にいうと腹筋を毎日適度に行っていれば便秘は予防できるということになります。
便を排泄するという行為に対しての恥ずかしさは女性の方があります。
よって外出先などでは我慢してしまう場合もあります。
そのため排便のリズムがおかしくなって、それを続けていると便が滞留してもあまり便意を感じなくなって便秘になることがあります。
ダイエットなどによる食事制限も便秘の要因のひとつです。
男性よりも女性の方がダイエットをしている人が多いです。
ダイエットをして食事を食べなかったり量を減らしたりしていると、腸の運動機能が低下していき便秘になります。
女性ホルモンに関しても便秘に大きく関係していることがわかっています。
女性には男性にはない黄体ホルモンがあります。
これが体の中に水分を貯めようと働きます。
そのために便を排泄するのに必要となる水分が必要なだけ腸の方へ送り出されなくなってしまうので便秘をおこしやすい状況になります。
この女性ホルモンは生理のときや妊娠中に多く分泌されます。
ですからこの時期は便秘になりやすいのです。